踊る大捜査線 THE MOVIE / 湾岸署史上最悪の3日間!

satoharu9のレビュー・評価・感想

踊る大捜査線 THE MOVIE / 湾岸署史上最悪の3日間!
7

まだおもしろい

踊る大捜査線の映画版第1作目です。大筋の警察幹部誘拐事件が結構よくできてるし、勝手に動くなと言われているわくさんが勝手に動いて足で稼ぐ必要性を語ってるし、わくさんと幹部の関係が青島くんと室井さんの関係の未来になってるし、なかなかおもしろかったです。映画版はだんだん事件が大げさになってるというか、犯人がいつも若者とかインターネット使う人とか、よくわからない理由とかで乗れなくなっていきますが、本作は本当にただの子供、あんまり考えなしで事件を起こしたのがわかるし、あまり気になりませんでした。湾岸署の面々の日常シーンもこれぞ踊るって感じでファンが見ていて楽しいし、事件は現場で、、、のセリフも青島くんっぽい、よくできた名言だと思います。まあ、小泉今日子さんの役どころがねえ、気になるっちゃあ気になります。まず、なんで自ら湾岸署に来たのかわからないし、ハンニバルのレクター博士みたいなことをしたかったんだろうけど、あんま青島くんにヒントも与えてないし、あの会話でなぜ恩田さんが子供とわかったのかわかりません。映画だから、でかい事件をと思ったのでしょうが、別にいらなかったかなと思いました。ともかく、まあ1作目はまだおもしろい映画になってると思います。