幕が上がる

幕が上がる

『幕が上がる』とは、2015年公開の本広克行監督による青春映画である。地方の高校を舞台に、弱小演劇部の部員たちが全国大会を目指して奮闘する姿を描く。生徒役としてアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバーが総出演したことでも知られ、メンバーたちは報知映画賞や日本アカデミー賞などを受賞。上映する映画館が少なかったにもかかわらず好成績をおさめた。

Arisaccc5のレビュー・評価・感想

幕が上がる
9

ももクロメンバーが素敵だった

れにちゃんが好きです。ももクロのファンなら、絶対に見るべきだし、ファンじゃなくてもおもしろい、とてもいい青春映画でした。
彼女たちってとても元気、一生懸命って感じですが、それがうまく役柄にハマっていたと思います。
弱小部活ものってよくあると思いますが、演劇部をテーマにするってのも珍しいなと思います。
うまくいっているところだけじゃなく、葛藤とか八つ当たりとか、負の部分も描いているのがよかったです。
先生も、黒木華とムロツヨシで、ムロさんの頼りなさげなところが、黒木さんと対比になっていてよかったです。
演技が練習を重ねるごとにうまくなっていくところとか、演技って結局才能なんじゃない?と思っていた考えを覆されました。
すごく上手いと思っている人たちもきっとすごく練習して、この言い方がこの場面ではいいってのを探っていってたんだなと思います。
ももクロメンバーはそれぞれ違うキャラのある部員を演じていて、どの子も素敵でした。
また、それぞれのカラーがふとした瞬間にでてきたりして、ちゃんとももクロをオマージュしているって感じでした。
これぞ青春って感じの話なので、今青春中の人も、青春を思い出したい人にもおすすめです。