「ダサかっこいい」が持ち味の爆音バンド
2004年に結成され、2007年にメジャーデビュー。
これまでに11枚のシングル、4枚のEP、8枚のアルバム、1枚のベストアルバム、1枚のトリビュートアルバムをリリースしている。
「ダサかっこいい」と評されることが多いバンドであり、昭和歌謡テイストを取り入れた曲も非常に多く、どこか懐かしいメロディが聞こえてきたりすることもある。
しかし、ストレートにかっこいい曲も多く、アルバムの中に1曲はそういった曲がある。
演奏面で特に優れており、ギター・ドラム・ベースどれをとっても技術が高いことで評判が高い。
唯一弱いのはボーカルだが、そちらはデビューアルバムから枚数を重ねていくごとに劇的に改善されている。
1stアルバムと3rdアルバムを聴き比べるだけでも上達の度合いが分かるはず。
しかしこのバンドの真の持ち味はライブ。
CDの彼らと現地で見る彼らはまるで違うもので、そのせいもあって、9mmは「観るバンド」と評されることも多い。
ステージ上を自由に動き回り、時には演奏することさえ放棄して暴れ回るライブ。
ドラムとボーカルだけが演奏しているといった場面も珍しくはない。
ライブ映像を見るだけでも違った発見を得られるバンドでもある。
バンドメンバー個人が自由に活動をしていることもあり、ソロプロジェクトなど違った場で曲を出していることもある。
それらはまた9mmとは少し違ったテイストなので、興味があればそちらの方も見てみてほしい。