グリーン・インフェルノ

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グリーン・インフェルノ
9

最高級のカニバリズムスプラッタ映画【グリーンインフェルノ】

2013年に公開されたアメリカのスプラッタ映画、The Green Inferno(グリーンインフェルノ)。食人族がモチーフとなっている、カニバリズムスプラッタをリアルに表現した作品です。
社会運動の一環で、自然破壊が進み衰退を辿る民族を救うため、現地でのデモへと旅立った主人公ジャスティンを含む大学生集団でしたが、セスナ機の事故でカニバリズムを行う民族の領地に足を踏み入れてしまいます。最低な考えの首謀者や、レズビアンの恋人を食事に出され、ショックのあまり自殺してしまう仲間もいる中、どうにか脱出を謀る一行。しかし、良識的な仲間から、一人また一人と原住民に惨たらしく食べられてしまう残酷なストーリーです。
表現規制が多く、過度な表現が出来ない中、作中に人体を切断したり、内臓を取り出したりと、スプラッタも生生しく表現されており、スプラッタ好きにはたまらない作品となっています。また学生の心情もリアルに表現されており、最後に決死の覚悟で生き残ったジャスティンが原住民を庇う発言をした瞬間は、恐怖や狂気に充てられつつも自身の原住民を救いたいという根本の意思が揺るがなかったという、ジャスティンの強さも表す最高の一シーンの一つです。