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自分や周りにこういう子居るよね、と共感できるガールズムービー
自分の事をレディ・バードと呼ぶ高校生クリスティン、彼女の高校生活は完全に自分の高校時代を見ている様だった。
だからこそ、この映画では気づかされる事が沢山あった。
恋愛に友情に進路に…、色々な事を経験して視野が広がっていくレディ・バード。
自分自身が感じる事で成長していく彼女はまた格好良くみえた。(時々彼女の行いで、それは駄目だろうと思う事もあったが…笑)
その時は分からなかった事とか、自分中心で考えてしまう事は誰しもあると思うが、過ぎた時に初めて気づかされる事って多くある。
その時どう考えるかで、また一歩成長出来たり新しい出会いが生まれると映画を見て感じた。
そしてシスターの一言である、「愛情があるから、注意を払ってる。」というセリフ、確かになと感心した。
嫌いと言っているけど、嫌いな所を見つけるという事は注意を払っているという事=愛情があるという事。
まさに好きの対義語は嫌いではない。
最後に、レディ・バードが2人目に付き合うバンドマンを演じるティモシー・シャラメがとても良い。
この映画のティモシー・シャラメは多くの女性が虜になると思うくらい、クールでエモーショナルで魅力的な男性の役柄だった。
ティモシー・シャラメが好きな人は、絶対この映画でまた彼を好きになってしまう。