魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica

『魔法少女まどか☆マギカ』とは、蒼樹うめの描くポップで可愛らしいキャラクターと虚淵玄の描くハードで重いストーリー展開が特徴のダークファンタジー。願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人知れず人類の敵と戦うことになった少女たち。優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に、少女たちの希望と絶望を描く。

nagashi_mayutaka9のレビュー・評価・感想

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica
10

魔法少女達が迫りくる魔女と戦うダークファンタジー

最初に軽いあらすじとして、鹿目まどか、暁美ほむら、巴マミ、美樹さやか、佐倉杏子の5人の魔法少女が地球外生命体であるキュゥべえと契約し、迫りくる魔女と戦う...というストーリーになっている。
まずタイトルに魔法少女とあるので、プリキュア系かなと思う人がいるが、プリキュアとは似ても似つかないぐらい重いストーリーで、何も知らずに見た人は間違いなくびっくりするだろう。
ここではネタバレになるのであまり深いストーリーは言えないので、気になる人はぜひ本作を読んでほしい。自分は最初何も知らずに視聴して、そのストーリーの完成度と数々の伏線回収に度肝を抜かれて1週間ぐらい余韻に浸っていた。それぐらい個人的には完璧なアニメだと言える。
本作における魔法少女とはどのようなものかというと、どんな願いでも1つ叶える代わりにキュゥべえと契約を結び魔女と戦う使命を課せられるというものである。そして魔女に負ける=亡くなるということであり、少女達が魔法少女になるかならないかの苦悩や覚悟を見る事ができる作品となっている。
今までアニメ史に残る最高傑作とも言える本作は、普段ファンタジーなどを見ない人でもハマるくらい良くできたアニメとなっているので絶対に一度は見てほしいアニメである。