現代版のシンデレラ
誰もが知っているおとぎ話のシンデレラとはまるで違う、全く新しいシンデレラのお話です。
女性だって夢を見て良いし、王族だって好きに生きていい。
誰もがやりたいことをやっていいんだと思わせてくれる映画です。
デザイナーになるという夢をもつ、カミラカベロ演じる主人公のエラ。王子様と恋に落ちながらも、夢を諦めない姿には元気をもらえます。
あの有名なイディナメンゼルが継母を演じていますが、やはり圧巻の歌声。
作中の曲は有名で聞いたことのある曲ばかりだったので、ノリノリでわくわくしながら見ていられます。
そしてシンデレラといえば、魔法をかけてくれるフェアリーゴットマザーがキーパーソンです。
ディズニーのシンデレラでは、可愛らしいおばあちゃんの魔女で優しくて大好きなキャラです。
この現代版シンデレラは、ファビュラスゴットマザーと名乗る黒人男性で、優しいというよりは、はっきりものを言う迫力のある魔法使いでした。
多少圧倒されましたが、これが時代の流れなんだなぁと感じたシーンです。
とにかく主人公を演じるカミラカベロが可愛いのと、姉妹たちの根がいい子なところが見ていて癒されました。
女性の幸せにスポットが当たった映画でしたが、もう少し男性陣も幸せになれたような場面も見たかったなと思いました。