セトウツミ
菅田将暉くんと池松壮亮くん演じる男子高生の日常を、のんびりだらだらと描いてる映画でした。一言で言えばシュールな映画です。エピソードが5話ほどに分かれているので、映画にしては珍しい構成だと思いました。
この二人が河原のそばで座ってだらだらと話をするシーンが主なのですが、アドリブ?と思うくらい二人の会話がとても自然でした。
ワンカットも長く、またセリフも長くて、二人の言葉のキャッチボールがおもしろかったです。ゲラゲラ笑うおもしろさではなく、ふふっとつい笑ってしまうおもしろさでした。
中条あやみちゃん演じる女子高生も、かわいかったです。顔面偏差値の高い人たちが出てくるので、目の保養になります。
池松壮亮くんは優秀な生徒役で、なるほどと思える名言をいくつか出してました。
全く性格の違う二人がどうして仲がいいのか、何をきっかけに友だちになったのかもエピソードが出てくるので、その辺もくすくす笑いながら観てました。
連ドラ化もされてるみたいなので、ぜひ、見てみたいと思います。ただ、本当にだらだらのんびりした映画なので、半分ほど見て飽きてしまい、次の日にその続きを見ました。特に大きな展開もないので、そういったものを期待する人には退屈に感じるかもしれません。