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脳味噌爆発!!クレイジードライバー共の狂宴
マッドマックス?怒りのデスロード?。私が狂おしいほどに好きなこの映画は何も考えず、頭を空にして、そしてただただアホになって観て欲しい作品である。
舞台は石油、そして水までもが尽きた世紀末の世界。そこで愛する者を失った元警察官の主人公マックス。資源、女を独占し恐怖と暴力によって民衆を支配するジョー。元はジョーの右腕ドライバーであったフュリオサが反逆し、ジョーの妻たちと資源を奪うことから始まるカーチェイスの数々。繰り広げられる爽快アクション。
そんなのあり?!と叫んでしまいたいたくなるような凄まじい追撃、炸裂するバトルの数々。そして終始ただひたすらにかっこいいトム・ハーディ。最高にパンクである。ブッ飛んでいるとしか言えない。そんな現実離れした設定やアクションシーンが続く本作品だが、なかなかどうして面白いのである。細部にまでクレイジーが詰まった全編クライマックスのこの作品は、映画が始まった瞬間から、エンドロールまで一瞬たりとも退屈が訪れない。そして、脳汁の分泌が止まらない。
ストレスが溜まって何も考えたくない時、なんとなく疲れて元気がない時、そんな時に頭を空っぽにして、部屋の電気を消して是非観て欲しい作品だ。