Fear, and Loathing in Las Vegas / FaLiLV / ラスベガス(バンド)

Fear, and Loathing in Las Vegas / FaLiLV / ラスベガス(バンド)

Fear, and Loathing in Las Vegas(FaLiLV・ラスベガス)とは、ワーナーミュージック・ジャパンに所属する日本のラウドロックバンド。2008年に結成され、2010年の1stアルバム『Dance & Scream』でデビュー。
エモ、スクリーモ、メタル、EDM、ヒップホップ、アニソンなど、幅広い要素を詰め込んだカオスな音楽性で人気を博している。海外のEDMフェスに出場するなど、海外でも注目を集めているグループである。

kurota1のレビュー・評価・感想

Fear, and Loathing in Las Vegas / FaLiLV / ラスベガス(バンド)
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新時代の音楽

当バンドはラウドロックという分野のバンドです。ラウドロックは、ヘヴィメタルやハードコアなどから派生したロックの一種であり、激しい音楽性が特徴です。「Fear and loathing in las vegas」は従来のラウドロックに加え、ダンスミュージック、ゲーム音楽、EDM、エレクトローンなど他分野の音楽分野が気持ちよく混ざっています。特に当バンドはロック×電子音というものに注力しており、相反する二つがそれぞれ邪魔をすることが無く、芸術のような音楽性を感じさせてくれます。
また、当バンドの特徴は転調にもあります。転調とは音楽の雰囲気が変わることを指しますが、このバンドの転調は非常に素晴らしいです。ロックからエモーショナルな曲調になったり、エモーショナルな曲調からEDMになったりすると普通は違和感が出るのですが、一切の違和感がなく美しい転調を聞くことができます。
このように他分野の音楽性の融合を聞くことができるということですが、このバンドを一言で表すなら「メチャクチャ」です。転調や他分野などの音楽性を取り入れているので、今まで聞いた音楽とは違うことが一瞬で分かると思います。
頭の中をメチャクチャにされながら、なぜか心地いいという音楽は当バンドでしか味わえないと思っています。
「Fear and loathing in las vegas」は精力的に活動をしており、飽きない音楽性を常に提供し続けてくれる非常に良いミュージシャンです。