伏線回収がスカッとする!
この作品はひぐらしのなく頃に業の続編となっていますが、伏線の回収が毎回スカッとさせられ各キャラの裏話を見られるような作品なのでとてもおススメです。
また、この作品は沢山の章に分かれており、一番最初にアニメ化されたひぐらしのなく頃にから見るもよし、自分が見たいところから見るのもよしな作品です。ですが、最新作では黒幕が主人公目線で描かれているのでネタバレが嫌いな方は他の章から見ることをお勧めします。
業では羽生と古出梨花が主人公として描かれており、雛見沢での事件の元凶を担っているのは彼女なのではないかとも思ってしまいますが、実際彼女は100年もの長い年月の間、何度も6月の開催される綿流しでの惨劇を回避するために抗い続けています。
惨劇というのは、毎年綿流しの日に村の住民が何者かに殺されるというものです。村の住民はそのことをお社様の祟りだといい、村の巫女である梨花が毎年、奉納演武を行い供養をしています。古出家は代々お社様の巫女であり、梨花もその荷を担っていますが、本心は雛見沢をでておしゃれな女学校に入学したいと考えており、その梨花の考えを良く思わない人もいます。
その結末を変えるべく、この作品の黒幕は「えんわ」と呼ばれるものの力を借りて梨花と同じ「くりかえすもの」になります。この作品では黒幕と梨花との葛藤が多く描かれておりホラー要素のほかにも人間の醜さが表現された作品ともいえます。