ホラーミステリー好きにはおすすめ
ひぐらしのなく頃には正解率1%のミステリーというキャッチフレーズで、話題を呼んだホラーミステリー作品です。あらすじとしてまず前原圭一(主人公)が雛見沢という小さな村に引っ越してくるところから始まります。最初は村のクラスメイト達と楽しく日々を過ごしているのですが、ある日ゴミ山に宝探しに行った際主人公は村についての奇妙な事件をたまたま通りがあったフリーのカメラマン富竹次郎に聞かされます。内容はこの村で過去にバラバラ殺人があったこと。そしてその死体の右腕がまだ見つかっていないことです。これだけを伝え富竹はその場を後にしてしまいます。事件に対し興味を抱いた主人公はクラスメイトにバラバラ殺人について尋ねようとします。しかし、なぜかクラスメイトはその話題になると必要以上に拒絶し、雰囲気がまるで変ってしまうのです。最初はあまりよくない事件なので、話したがらないのも無理はないなと飲み込む主人公でしたが、村について詳しい警察の話によると実は殺人事件は一度ではなく4年連続続いていること、そしてその被害者にクラスメイトの身内がかかわっていることを知らされ、そして村人はオヤシロ様(その村に祭られている神様)の仕業だと決めつけていることを聞かされます。それにより主人公は疑心暗鬼にとらわれていくといったものになっています。
ひぐらしのなく頃にはこの事件を全7編かけて読み解いていくというものになっているのでミステリー好きにはたまらない作品となっています。