野球に全く興味がない妹がハマったアニメ
主人公の茂野吾郎の幼少期からプロ野球選手として活躍するまでを描いたストーリー。
家族の死や選手生命に関わる大怪我など、逃げ出したくなるような場面でも常に前を向いて進み続ける茂野吾郎から、自分も頑張らなくてはとたくさんの勇気をもらうことができます。
試合のシーンではどう考えても勝てない相手に対して、勝つことだけを考え、仲間を鼓舞し、真っ向勝負を挑んでいきます。特に終盤の緊迫した場面では現実の野球を応援しているかのような感覚で見てしまいます。
さらに、舞台は高校卒業後アメリカに移り、メジャーリーグ、日本代表としての世界大会とストーリーが進むにつれてスケールが大きくなっていくのも魅力です。初めは英語は全く話せず、空港に着いた途端に全財産をスリで失うなどトラブル続きですが、自分の夢を叶えるため、あの手この手を使って実現していく展開は少しコントのようでとても面白いです。
第6シリーズまで放送されていて、その他に劇場版やその後展開を描いたスペシャル版もあります。ストーリー上引退までは描かれていませんが、1人の野球人「茂野吾郎」の人生を子供の段階から、その成長過程を見ることができるので、終わった頃には彼のファンになっていること間違いなしです。