蜘蛛ですが、なにか?

蜘蛛ですが、なにか?

『蜘蛛ですが、なにか?』とは、馬場翁が『小説家になろう』に投稿したweb小説である。KADOKAWAからライトノベルが発売、その後、漫画化・アニメ化された。2021年8月にはシリーズ累計発行部数が430万部を突破している。女子高生だった前世の記憶を持って、蜘蛛に転生した主人公が成長していく過程を描く。作中に張り巡らされた多くの伏線の謎が解き明かされていく展開は、非常に魅力的である。

akihabara4のレビュー・評価・感想

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蜘蛛ですが、なにか?
7

何度も観たくなる異世界転生アニメ

転生アニメはたくさんありますがこの「蜘蛛ですが、なにか?」は少し異色。そもそも主人公が蜘蛛ですから!私は蜘蛛が苦手でして、このアニメだけは絶対観ない、って思っていたのですが「がんばれ!蜘蛛子さんのテーマ」という前期のエンディングテーマを聞いてアニメにも興味を持ちました。可愛らしい蜘蛛が必死で生きている。こんなに生きる事に一生懸命だと応援したくなるんですよね。
場面は異世界で虫や動物などの魔物とか 人間のような人族とかが出てきます。主人公は高校生で、学校にいるとき転生したのですが、一緒に転生したクラスメイトのほとんどは人族に。人族のストーリーと蜘蛛さんのストーリーが平行して進んで行きます。でも、時間がずれているのでなかなか難しい。そこもこのアニメの魅力の一つです。最初はちんぷんかんぷんでも 何話か観ているとなるほどなるほど となってきます。そうすると最初からもう一度観たくなる。観れば観るほどお話がわかってきて もう一度最初からっとなっていきます。私のように気に入った作品は何度でも観たい!と言う方には おすすめです。続編が作られるか まだ わからないようですが ぜひ作って頂きたいと思っています。