約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

『約束のネバーランド』とは白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本のダーク・ファンタジー・サスペンス漫画。2016年8月に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。GFハウスという孤児院で育てられた主人公のエマとその仲間達による、過酷な運命を自分の手で変えようともがき奮闘する物語である。ジャンプのセオリーである“友情、努力、勝利”を違う角度から描いている点や、独特な世界観、ミステリー要素を含むストーリー性などで人気を集め、テレビアニメ化や小説化、映画化と多岐にわたる支持を得ている。

akaton690のレビュー・評価・感想

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
10

スリルを味わいたい方に!

【あらすじ】母と慕う彼女は本当の親ではない。一緒に暮らす子供たちは兄弟ではない。主人公エマは、グレイス=フィールドハウスという孤児院で暮らす孤児だった…そう思っていたのだ。実際はグレイス=フィールドハウスは孤児院などではない。食人鬼のための食糧育成の場所、“農園“施設だった。それを知ったエマはこれ以上の犠牲を出したくない想いから、”全員“での施設脱出を考える。果たして、エマたちは施設を脱出することができるのか。
脱出計画がばれてしまうのか、本当に全員で脱出できるのか、非常にスリルある物語となっています。また脱出するために何が必要なのか、何をするべきか12歳にも満たない子供たちの知識や頭脳力にも驚かされる作品です。ハラハラドキドキしたい、スリルを味わいたいという方におすすめです。もし、自分が信じていた日常が突然“嘘”のものだと気づいてしまったら、絶望に打ちひしがれることなくエマのように行動できるでしょうか。エマの底抜けの明るさと行動力、仲間・家族を想う強い気持ちに感動することもしばしば。脱出するまでに数々の困難が待ち受けていますが、それを乗り越えていく姿は必見です。興味を持った方は是非読んでみてください。