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新たにシリーズリブートされたSF映画連作の記念すべき1作目『スタートレック』
『スタートレック』は2009年に公開された米国のSF映画で、監督はJ・J・エイブラムス、脚本はロベルト・オルチとアレックス・カッツマン。映画版『スタートレック』の第11作目であり、新しい配役陣で描かれたテレビ版『スタートレック』の主要人物を登場させるリブート版シリーズの1作目でもあります。
この作品はジェームズ・T・カーク(クリス・パイン)とスポック(ザカリー・クイント)がUSSエンタープライズ号で惑星間連合の存在を脅かす未来からやって来たロミュラン人のネロ(エリック・バナ)と戦う過程を描いています。この物語は、オルタナティブな現実で生起していることになっていて、その理由というのはネロとオリジナルのスポック(レオナード・ニモイ)の両者がタイムトラベルをしたためです。オルタナティブなタイムラインという設定はリブート版の連作を既に確立された前映画版シリーズの制約から解き放つとともにオリジナル作品の要素を保持するために採用されました。
『スタートレック』(2009年)は映画批評家から評価されました。評価集計サイト「ロッテントマト」は好意的な評価のコンセンサスを以下のように記しています。「『スタートレック』は昔の連作映画が持っていたアクション、ユーモア、強烈な筋書き、ブリリアントなビジュアルを蘇らせて従来からのトレッキーも新しいファンも同様に満足させるだろう」と。