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大いなる人
日本の偉大なアーティストと言えば一番に出てくるのが吉田拓郎である。
1970年代初頭に現れ、日本の音楽シーンを変えて行った。フォークからニューミュージック、Jポップと名前が変わっても色褪せない歌の力を感じる事ができる。
数多くのミュージシャンが彼の曲に影響を受け現在に至っている。
70年・80年代の若者が拓郎の曲をギターで熱中して弾いていた。かく言う私もその一人。(それ以降もいっぱいいるだろうが)
彼が初めて日本全国のコンサートツアーを始めたとされているのも功績の一つだ。
中津川フォークジャンボリーという1971年の音楽フェスではあの「人間なんて」をPAの故障の中何時間も歌い続けた伝説もあり、そこから存在感を増すようになったようだ。
つま恋・篠島のオールナイトコンサートも大成功し、ファンの中では語り継がれている。
レコード会社も5社に渡り活躍し、フォーライフレコードでは社長にも就任した。3回結婚もしている。
85年のつま恋でコンサートは最後と言いながらすぐに復活したり、昔の歌はもう歌わないと言いながら歌ったりと
そんな人間臭さも吉田拓郎だ。
大御所と言われながらも決して驕らず控えめに生きている姿もカッコいい。
流れゆく時代の中で何度も彼の曲がカバー・リメイクされたりして脚光を浴びている。はまさに大いなる人と言えよう。