ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 / ヱヴァ:序 / EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 / ヱヴァ:序 / EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』とは、2007年に公開された庵野秀明によるアニメーション映画。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』4部作の1作目として制作された。タイトルの『序』の由来は、雅楽の用語「序破急」からつけられている。
物語は地球規模の大災害「セカンドインパクト」から15年後の世界を舞台に、主人公の碇シンジ(いかりシンジ)が3年も会っていなかった父親・碇ゲンドウ(いかりゲンドウ)に呼び出されて神奈川県第3新東京市にやって来るところから始まる。シンジは途中で巨大な謎の生命体「使徒」と国連軍の戦闘に巻き込まれてしまうが、国連直属の特務機関「NERV(ネルフ)」に到着し、ゲンドウと再会する。そこでゲンドウから「NERV」が開発した汎用ヒト型決戦兵器・人造人間「エヴァンゲリオン」の初号機を見せられ、パイロットとなり使徒と戦うことを強いられるのだった。
シンジのパイロットとして活躍する姿を中心に、彼の内面の葛藤や成長、そして人間関係が描かれている。

Digipro9のレビュー・評価・感想

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 / ヱヴァ:序 / EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.
7

アニメとほぼ同じ?

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観るために見ました。1995年に放映されたアニメ版「新世紀・エヴァンゲリオン」を先に全て見た後にレンタルをして鑑賞しましたが、部分部分で内容が異なっていました。ですが、大まかな内容は同じでした。第二作である「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」では、映画の開幕早々アニメでは登場しなかった真希波・マリ・イラストリアスの登場により、物語が大幅に変更されていましたので、旧作を見たという人であれば、序からではなく、破からみることも可能だと感じました。ですが、やはり10年以上も時が過ぎたのちのリメイク版ということもあり、作画が大幅に向上していました。特に第五の使徒であるラミエルとの戦闘シーンでは、ATフィールドの作画が旧作と比べて圧倒的に綺麗になっており、作画の向上を楽しむという点では、旧作を見た人でも楽しめるものではないかと思います。また、大まかな内容は同じですが、旧作との違いもわずかにあるので、その違いを探すのも面白いと思います。また、最後のシーンでは、旧作では最後の方の登場となったカヲルが登場し、物語の続きが気になる、うまいしめ方だと思いました。ただ、アニメ版よりも説明が省かれているところが多かったので、アニメを先に見ることは絶対におすすめします。