アニメの常識を良くも悪くも覆した作品
アニメが有名になっていますが原作は1995年から2013年まで月間少年エースで連載され、コミックスは14巻で完結している作品です。
テレビアニメは1995年から約一年間放映され全26話の中で大きな社会現象を巻き起こしました。
続編として映画になっており2021年に公開されたもので完結しています。
冴えているとはいいがたい主人公は14歳の少年碇シンジ。
ある日突然、離れて暮らす父親に呼びつけられ巨大な人ロボット(人造人間)エヴァンゲリオンのパイロットになる事を命じられます。
とあることがきっかけで「使途」と呼ばれる正体不明の敵が襲来、それを迎え撃つのが彼らの役目です。
優柔不断で頑固、周りの事をあまり気にしない主人公はまさに「ダメンズ」なのですがそれを取り巻く大人や仲間たちにより
少しずつ本当の自分を見つけ出していきます。信頼と裏切り、空回り、愛情、殺意どこにでも転がっていそうな主人公たちのありきたりな感情の動きが
アニメ版では独特のアングルや音響によりどこにもなかった世界観を見る者に突き付けました。
ゴールデンタイムにもかかわらず間接的な性描写がオンエアされる、黒字に文字だけのシーンや強烈な心理描写など
見る者によってはトラウマ級のアニメになり未だ根強く支持されています。
音響や効果などはテレビ版放映当初から現在に至るまで多くのアニメ、漫画作品に影響を与えいろいろなところでオマージュされたシーンを見ることができます。
無論、人の心にも大きな影響を与えたのは言うまでもありません。