野球をやっていた人でもそうでない人でも自分の人生に誇りをもって生き抜く事の大事さを知ることができる作品
本作品は幼少期からの物語ですが、主人公は父親を作品初頭で亡くすという悲劇から始まります。
そこから主人公は小学校へと入学しシニアリーグへ入りますが、当初は一人ですべてを抱えて野球をプレーしますが仲間と野球をする大事さを徐々に理解するとともに仲間との野球する楽しさを知っていきます。
シニアリーグで右肩を壊すという事件も起きますが、自身のハングリー精神で中学では利き腕を変えてプレーを行います。これは故障や挫折などをしても自分の意識次第で再び好きな事や仕事をやり直せるという事にも繋がっていくことだと思います。
高校時代では、甲子園常連校へ入学しますが自分の力を試したい、強いチームと対戦したいという気持ちのもとに自主退学し野球部がない高校に編入し野球部を一から作り仲間とともに切磋琢磨して強豪校と対等にプレーをしていきます。
向上心やハングリー精神がないとこのようなことができないと思います。このことは現代社会で我々が見習えることではないかと思います。
高校卒業後は日本のプロ野球ではなく世界を視野に入れてメジャーへと単身で行きますが、異国の地での野球という事もあり様々な挫折や苦労、イップスなどの苦境に立たされる場面が多々あります。
その中で、チームメイトやファンに支えられそして自分自身の精神力やハングリー精神、向上心を持って克服していきます。
そして、アメリカで出会ったライバルとともに切磋琢磨しメジャーリーグでプレーをしていく事となります。
この作品を通して、仲間の大切さや自分の生き方、誇りそして向上心やハングリー精神を持つことの大切さを知ることができる作品です。