ドラえもん のび太とブリキの迷宮

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ドラえもん のび太とブリキの迷宮
9

ドラえもんなしで勇気が湧いてくる。

このアニメ映画大山のぶ代さんの頃のドラえもんの映画ですごくドラえもんが愛おしいです。しかし、この映画ではドラえもんは初めと終わりにしか出てこないのでメインはドラえもんなしで行動していくという内容になっています。それがとても新鮮で面白かったです。のび太たちがドラえもんの道具に頼らない強い気持ちを持って行動していくので見ていてかなり勇気が湧いてきます。ドラえもんの道具に頼っていたころののび太はいません。やっぱり道具なしで悪の組織に立ち向かって行く姿がなんとも言えないワクワク感を煽ってくれるのは間違いありません。しかし、後半になるとドラえもんと再会してチートの状態になってしまうのでちょっとだけ残念な気持ちですがそれも清々しい気持ちがあるのでこの展開はその人の好き好きですね。自分は最後までドラえもんの道具に頼らないで終えて欲しかったと思いました。ジャイアンとスネ夫がサンタさんと出会ってドラえもんたちと合流する姿には涙が出てきました。そのくらいドラマチックな展開が続いていくので見ていてかなり楽しませてもらいました。やっぱり自分は大山さんのドラえもんがしっくりくるのでもっと色々なシリーズを見てみたい気持ちになりました。