僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia

僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia

『僕のヒーローアカデミア』とは、堀越耕平が『週刊少年ジャンプ』で連載している漫画、及びそれらを原作とするアニメ、ゲーム作品。舞台は多くの人が超常能力「個性」を持つことが当たり前の世界。そこでは個性を悪用する敵(ヴィラン)を取り締まる「ヒーロー」が憧れの存在となっていた。ヒーローを夢見る少年、緑谷出久は何の能力を持たない「無個性」だった。これは出久が「最高のヒーロー」になるまでの物語である。

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僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia
10

一つのストーリーごとに絶対感動する作品!

このアニメの良いところは、他のアニメだとモブキャラになってしまいそうなキャラクターにも、しっかり焦点を当てたストーリーがあるところです。もともと個性を持っていなかった緑谷出久を主人公として、出久が入学した雄英高校ヒーロー科の1年A組が主な話の中心となっています。一人一人がプロヒーローを目指し日々の特訓に励んでいますが、行事などを通して、みんなが仲良くなり高め合っていく様子や、あまり役に立たないと思っていた自分の個性を受け入れて強くなっていくストーリーを見ることができます。
特訓して強くなっていくことで、自分の過去に悔しい思いをしたこと、助けられなかった人いたこと、コンプレックスなどを克服し、困難を打破する姿にどのストーリーでも感動させられます。特に感動したのは普通科の心操くんのストーリーです。体育祭で出久と対戦した普通科の心操くんは、自分の洗脳する個性ではヒーローにはなれない、良い個性を持った人が羨ましい、なんで自分は、、。とコンプレックスだらけでしたが、出久は個性のなかったときの自分と彼を重ねます。だからこそ本気でぶつかってくれた出久、普通科の仲間の声がけによって心操くんは、のちに自らヒーロー科に編入することを志願します。初めは捻くれものかと思っていた心操くんが、本当は素直でプロヒーローになるために必死になり特訓する姿に胸を打たれました。一人一人過去があり、悩みがある、それを超えていく姿に自分も何か頑張ろうと思えてしまう作品です。毎回感動して笑えるのでおすすめです!