KinKi Kids / キンキキッズ

KinKi Kids / キンキキッズ

KinKi Kidsは、堂本光一、堂本剛の2人で構成されるジャニーズ事務所所属の男性アイドルデュオ。2人とも関西出身であり、2人とも1979年生まれで、姓が堂本であるが、縁戚関係にはない。ジャニーズJr.時代に光GENJIやSMAPのバックで活動していた2人がグループを結成。当初は「KANZAI BOYA」という名前で紹介されていた。
1994年12月31日に日本武道館でファーストコンサートを行う。1996年には一気に5本の番組がスタートするなど瞬く間にお茶の間に浸透する。1997年にシングル「硝子の少年」でCDデビューし、オリコン初登場第1位を獲得、ミリオンセラーを達成した。デビュー以降に発売されたシングルは全てオリコン第1位を記録。出荷枚数はデビュー作から11作連続で100万枚を超えている。またデビューから「Amazing Love」までの45作連続オリコンチャート1位記録がギネスに登録された。

rosumochi6のレビュー・評価・感想

KinKi Kids / キンキキッズ
10

アイドルにとどまらないミュージシャン

KinKi Kidsはジャニーズ事務所所属の男性デュオです。
そこからわかるように彼らはいわゆるアイドル歌手ですが、プロの作詞家・作曲家が創った歌を歌うだけのアーティストにとどまらず、自ら作詞作曲を行って「愛のかたまり」のような大ヒット曲を生み出しています。ここが彼らの特筆すべき点です。この曲は堂本剛が作詞、堂本光一が作曲しています。とてもインプレッシブなメロディラインに乗せて歌われる若い男性の心情を託した詞がとても魅力的です。大ヒットしたのも宜なるかなというところですね。
彼らはデビューした頃は自作自演などはしない普通のアイドルでしたが、やがて吉田拓郎と組んで番組の司会をするようになり、番組の企画で拓郎からギターを教わり、自作自演もするようになりました。このあたりの経緯はとても面白いですね!
拓郎が作曲してKinKi Kidsが歌った楽曲「全部だきしめて」もビッグヒットしました。
その後も彼らはコンスタントにシングル、アルバムをリリースし続けています。そしていずれも非常に売れています。
彼らの魅力の一つは、剛の声がハスキーで、光一の声がそうではないという声質の違いがかえって魅力的なハーモニーを生み出しているところです。さらに2人がそれぞれソロで歌うところでは、その個性が楽しめる点も素敵だと思います。
今後とも2人の活躍に期待しましょう!