終わりのセラフ / Seraph of the End / 終わセラ

終わりのセラフ / Seraph of the End / 終わセラ

『終わりのセラフ』(おわりのセラフ)とは、日本のダークファンタジー漫画。原作・鏡貴也、漫画・山本ヤマト、コンテ構成・降矢大輔の3人によって描かれている。ライトノベル作家である鏡貴也の初の漫画原作の連載作品。集英社の『ジャンプSQ.(ジャンプスクエア)』にて2012年に連載を開始した。ヴォイスコミック「VOMIC」化、TVアニメ化、小説化、ゲーム化など、メディアミックス展開は多岐にわたる。

gamico6162のレビュー・評価・感想

終わりのセラフ / Seraph of the End / 終わセラ
8

ストーリー展開が全く読めないダークファンタジー

人間社会が崩壊した世界で生き残った人間と吸血鬼が戦うお話。
謎のウイルスにより、世界が滅亡し吸血鬼に支配されたところから始まります。

主人公の大切な人は主人公を庇い、吸血鬼に囚われてしまいます。
庇われたことで助かった主人公は吸血鬼に恨みを強く持ち、吸血鬼たちと戦うことを決意し、強くなるため奮闘します。

一方、主人公の大切な人は殺されたかと思いきや、無理やり吸血鬼にさせられてしまい敵勢力の一員になってしまうのです。
自我はあるものの、憎んでいた吸血鬼になってしまい血を摂取しないと生きてはいけない体になってしまった主人公の大切な人。
それでも主人公との再会を胸に吸血鬼側として戦っていきます。

主人公は大切な人を殺されたと思い、吸血鬼と戦っていくのですが主人公含め人間側で強い仲間はおらず、強い吸血鬼との攻防戦になると撤退の日々。
なかなか強くならない人間側と圧倒的な力を持つ吸血鬼側の戦いにやきもきしてしまいます。

その後、無理やり覚醒し強くなった主人公が強い敵と戦い勝利するも、更に強敵の吸血鬼が現れ撤退…
勝てそうなのに勝ちきれない、という感じの戦いが繰り返し行われます。
ただ、次の話では勝てるかもしれない!その先のストーリーが気になる!と見続けているとアニメが終わってしまった、というイメージです。

主人公と大切な人は後に再開し、一緒に行動しますが少しBL感が残ります。
ストーリー自体、のめり込みやすい作りになっているので、BLが苦手な方でも問題ないです。

総合して、世界観やデザインがしっかりしていてストーリーの先が読めないアニメなので面白いです。