darker than darkness
93年発表
BUCK-TICKの音楽性が確率されて
現在における孤高の存在、音楽性になっていく第一歩の作品
前作「狂った太陽」とそこで得た手法で再録した「殺しの調べ」を得て発表された作品
凝り性のため当初の発売日からはズレてしまい
結局発売されていないアルバムのツアーが先にスタートしたという
最初のほうのツアー参加者は貴重な体験もしているかと
オーバーダブがメインになるかと思いきや
逆に削ぎ落していき、今に繋がるノイジーな音が構築されていったアルバム
1曲目からフワフワしたリバースディレイからの
歪んだドラム、歪んだ叫び声、ドッシリとしたベース
ゆったりとしたテンポ感で進む曲調
前作まであったような8ビートなどの疾走感は
殆ど見られない
それでも当時少しずつ音楽を齧りだした
中2の少年には全てが衝撃的
J-POPから少しずつロックとは?というものを
学びだした少年には、J-POPなんかと思うぐらい
振り切ったアルバム、音楽性でした
10曲(+ノイズ2曲とおまけ1曲)
全部が歪んでいる
自分のノイズ好きはこのアルバム
そしてスペシャルサンクスに集まったアーティストによって
成り立っていると思われます
今思うと20代後半でこのアルバムを作り上げてることが恐ろしい
刺激がほしいならこのアルバムを