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ぶっとんだ超次元テニス漫画!突っ込みどころ満載なのについつい見てしまう「テニスの王子様」
「許斐剛」さん著作の「テニスの王子様」は1999年から2008年まで「週刊少年ジャンプ」で連載をしていた大ヒットテニス漫画です。登場人物は中学生なのですが、その見た目やテニスの技、設定は「いやいやどう考えても中学生じゃないでしょう」と誰しもが突っ込んだに間違いないぶっ飛んだものです。
まず、主人公の「越前リョーマ」は「青春学園」の入学したばかりの一年生でありながら、有名テニスプレイヤーの父「越前南次郎」とアメリカ育ちで培ったテニスの技術でテニス部一年生レギュラーの座につきます。そこから数々の強敵と戦うのですが、まず普通のテニスではありません。
自分の身体が凍ったように動かなくなったり、砲弾みたいな球が身体にぶち込まれたり、五感が奪われたりと、まさに超次元テニス。ここまで聞くと「ただのギャグ漫画なの?」と思われるかもしれませんが、それは違います。
テニスの王子さまは登場する学校、登場人物がとても多く、その一人一人に個性があり、良さがあり、ファンがいる魅力ある漫画です。支持層は女性が多いかもしれませんが、男性ファンも多く、その人気は今では当たり前に耳にするようになった「アニメ作品のミュージカル」の先駆者なのです。
まだ読んだことがない方、見たことがない方はぜひ、一度手に取ってみてください。