私をスキーに連れてって

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私をスキーに連れてって
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私の青春時代が蘇る映画

これは、1987年に公開された日本の映画です。テーマはタイトルの通りスキーです。
スキーが大好きは私にとってはとてもハマる映画でした。
この映画の見どころは、大人である社会人が、本気で遊ぶとどうなるのかが描かれているところです。
もちろん、基本的にはラブストーリーなので、恋の行方も見どころです。
この映画のヒロインは原田知世さんです。お相手の男性は三上博さんでした。
その他には、布施博さんや今は亡き沖田浩之さんなども出演しています。
簡単なあらすじは、バスツアーで苗場にスキーにやってきた、OLの池上優(原田知世)は、ゲレンデで華麗なフォームで滑る矢野(三上博)を見かけ、指でっぽうで「パーン」と彼を打ったところ、矢野が転倒します。
ここで、矢野は優に一目惚れした様子。後日、二人は同じ会社であることがわかります。
お互いの勘違いがあり、なかなか二人は結ばれませんが、矢野の友人たちの協力もあり二人は付き合うことになります。
その後、矢野は万座で開催される大きなスキーイベントの企画の仕事をします。
しかし、イベント当日はすでに優と志賀でスキーデートすることになっていました。
上司も理解してくれ矢野と優は志賀でスキーを楽しんでいましたが、そこに会社から連絡が入り、イベント会場に発表用のウェアが届いていないというのです。
新作のウェアを会社からプレゼントされていた矢野とその友人たちは全員イベント発表用と同じウェアを着ているのです。
それを知っている、会社のスタッフが、「君たちが今来ているやつ届けてくれないか』というのです。
志賀と万座は車で5時間の距離。
しかし、矢野の友人は4輪駆動の車をかっ飛ばしてなんとか間に合わせようとします。
危険な運転に付き合わせられないと言われて留守番中の優は志賀と満座は2キロのツアーコースでつながっていることを知り、本来は真冬は滑走不可能のツアーコースを一人で万座を目指します。
それを知った矢野は、彼女を置いツアーコースを滑り彼女を追いかけるのです。
果たして、イベントに間に合うのか?という話です。
この映画では、当時携帯電話が普及していなかった時代に、ポータブルのアマチュア無線機で連絡を取り合うなど、スキーを楽しむための画期的なアイテムをいくつも紹介してくれたのが魅力的でした。