ミュージアム

kznh-gtnのレビュー・評価・感想

レビューを書く
ミュージアム
6

新たな驚きはなかったけど。

私はセブンとかデヴィッド・フィンチャーの作品が好きです。この話も漫画を読んでて、セブンっぽいところがあるなと思ってました。映画化になると、その読み通り、まんまセブンでした。○○の刑っていう紙が残されているのが猟奇殺人ぽくて良かったです。その意味は何なんだろうと考えさせられます。
グロ表現もあって、こういうのを料理殺人モノでは待っているんだよって思いました。グロってあまり好きではないけど、それがないと成り立たない話もあると思います、でも、話は漫画で知っていたのでそんな新たな驚きはなかったかなって感じです。
この映画での一番の見せ所っていうか、私がこの話で好きだったのは、奥さんと子どもがどうなったか?ってところなんだけど、そこのネタばらしがちょっと早かったかなって気はします。冷蔵庫を開けるところは良かったです。
キャストも小栗旬はいかにも刑事って感じがするし、良い配役だと思います。ちょっとカッコよすぎるのかなと最初は思いましたがそんなことはありませんでした。年を重ね、お父さん役も似合うようになったんだなと改めて思いました。
そして、妻夫木さんがすごいです。さすがです。あの分からなさはメイクとかじゃなくて演技力だと思います。