約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

『約束のネバーランド』とは白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本のダーク・ファンタジー・サスペンス漫画。2016年8月に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。GFハウスという孤児院で育てられた主人公のエマとその仲間達による、過酷な運命を自分の手で変えようともがき奮闘する物語である。ジャンプのセオリーである“友情、努力、勝利”を違う角度から描いている点や、独特な世界観、ミステリー要素を含むストーリー性などで人気を集め、テレビアニメ化や小説化、映画化と多岐にわたる支持を得ている。

kutakafm7のレビュー・評価・感想

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約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
9

絵柄、音楽、声優、お話すべてが素晴らしい

テレビ欄でたまたま見かけたので見始めたアニメです。話題になっているのは知っていましたが今までスルーしていて、見終わった後はなぜもっと早くに見始めなかったのかと大変後悔しています。絵柄は漫画の独特な感じよりすっきりとした印象です。映像も美しく、キャラ一人ひとりの動きや表情も作りこまれていて見入ってしまうほどです。1話序盤はほのぼのとした感じが一転、自分たちが鬼の食料だという事実を知ってしまったエマとノーマン。ハウスから全員で脱出するために幼馴染のレイを含め3人で試行錯誤をしていくのですが毎回いいところで終わってしまうので次の話を見たくてたまりませんでした。声優さんの演技も素晴らしく、主要人物であるエマ役の諸星すみれさん、ノーマン役の内田真礼さん、レイ役の伊瀬茉莉也さん、どなたの演技も素晴らしく、特に伊瀬さんはもともと声は高い方なのに自然に低い声を出されているのを聞いて声優さんてすごいと改めて感じました。ちなみに伊瀬さんはレイの声をだすために一度チューニングをされてから声を出しているのですがそのだんだん音程が下がっていく過程がとても好きです(約束のネバーラジオで聞けます)。内田さんは男の子役の声が初めてとは思えないほどノーマンにあっていてとても聞きやすかったです。エマ役の諸星さんはとにかく元気で明るいお声から絶叫までエマの心情をそのまま視聴者に届けてくれる素晴らしい演技だったと思います。ママ役の甲斐田裕子さんの演技もママのサイコパスぶりが大変出ていて見ていて怖かったです。また、オープニング、エンディング曲も世界観にあっており、飛ばさずに聞き入ってしまうほどオープニングはかっこよく、またエンディングは美しくもはかない感じがとても好きです。音楽の効果も素晴らしく、ほのぼのしたものから緊迫した状況、何か考えているときなど場面場面にとてもあっていて音楽でもその世界に引き込まれる感じがします。特に脱出するときの音楽とママの歌が大好きです。本当に一度は見てほしいアニメです。