数字でコミュニケーションを取っている
博士が杏子さんやルートと数字の話でコミュニケーションを取るところが好きです。いかにも数学者って感じだし、私には全くわからない分野なので、この数字にはこんな意味があるんだってのが分かって興味深かったです。いろんなことを数学で例えていて、博士がどれだけ数学が好きなのかもわかりました。家政婦をしているシングルマザーと記憶が80分しか持たない博士の交流の話で、毎回会うたびに博士の記憶が無くなっているにも関わらず、博士が杏子さんやルートとどんどん仲良くなっていくのを見て、友情には時間は関係ないんだなと思いました。博士からするとなんでそこまでしてくれるのかわからない部分もあったと思うけど、伝わる、伝わらない関係なし彼らはに博士のために何かしたいと思ったんだと思います。また、未亡人の女性は博士に冷たい感じがしたけど、2人にあのような過去があったとは!何かあるなってのは示されていましたが驚きましたし、悲しいなと思いました。博士だって、未亡人のせいだとは微塵も思ってないとは思いますが、相手に障害が残り、その時のことは覚えてないのかもしれないってなると、罪悪感が払拭でき無いんだと思います。