歴代最高のストーリー。ポケモンで泣いたのは初めてです。
ポケモンの映画で泣くことはあっても、ポケモンのゲームをやっていて泣くとは思いませんでした。
子供から大人まで楽しめるゲームだと思います。
ソード&シールドは、従来のポケットモンスターシリーズのようにジムをただ攻略していくというものではありません。
ジム攻略していくのはいくのですが、演出が最高なのです。今回はジムリーダー対自分だけではなく、それを見守る観客がいます。BGMも盛り上がりを表現していて最高なのです。そして勝負が大詰めを迎える時、BGMも観客の声援も大盛り上がり。熱気がたまりません。そんなこともあってか、勝利した時の達成感もとてつもないほどあります。
そしてこのゲームは主人公の周りのキャラの深堀をたくさんします。ライバルトレーナーの葛藤、挫折、楽しい時間、背景を細かに描きます。プレイヤーはそのキャラに感情移入させられるのです。ポケモンというのは最後はライバルもさらっと倒し、チャンピオンも倒してNO1になるのが常ですが、今回はライバルやチャンピオンにもすでに感情移入しているので、「倒したいけど倒したくない」なんていう葛藤をプレイヤー側が味わうことになります。そこで主人公が勝利した後、やはり周りのキャラは挫折を味わうのですが、そこで腐らず、自分の道を見つけ歩み続けます。10歳には酷なこともたくさんあるなか、前を向いて進んでいくキャラクター達はとても魅力的なのです。
10歳の自分だったらこんなことができていただろうか…等、考えさせられます。是非、一度みなさんにプレイしていただきたいゲームです。