ファイナルファンタジーⅦリメイクをやった感想
元々の作品であるファイナルファンタジーⅦが名作と呼ばれているため、本作品のリメイクは期待作であった。しかしこのゲームは発売する時から不安要素があり、その不安要素とは本作品は分作であり、1作で完結するものではなくて、原作の序盤のみをリメイクして序盤のみを遊べるというものであった。
続きを遊びたくても2作目、3作目を待つ必要があり、分作にしてしまうと一つ一つの内容が薄くなってしまったり、開発期間に時間がかかり、次回作が出るころには熱が冷めてしまったりと不安要素があったのだが、いざ本作をやってみた感想としては、ストーリーはまだ全体の中の序盤ということもあり、話の核心に触れることなく終わったが、原作との違いが上手く演出されており、原作をプレイ済みだと面白い、と言える点が多かったように感じた。逆に原作をやっていないなら、結局今作は主人公達が何をしようとして、何を成し遂げたのかが分かりにくく、楽しみにくい点もあるのではないかと思った。
ゲームシステムはアクションがベースになっていながらも、原作のようなコマンドを選ぶことも出来て、アクション操作もコマンド選択も戦闘を有利に進めていくには両方活用していくことが重要で、アクションゲームが不慣れな人でも楽しめるような工夫がされていたため、アクションだからと毛嫌いしている人は本作品を一度プレイしてみることをオススメしたい。