キングスマン / Kingsman: The Secret Service

キングスマン / Kingsman: The Secret Service

マーク・ミラー原作のコミックを「キック・アス」に続きマシュー・ボーンが監督した、常識破りの超過激ノンストップ・スパイアクション。亡き父の後を継いでスパイ組織「キングスマン」の一員としてスパイとなる道を選んだ青年が、ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、最強の敵相手に奮闘する姿を描く。「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファースが激しいアクションに挑戦。2015年公開のイギリス映画。

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キングスマン / Kingsman: The Secret Service
10

アクションシーンが迫力満点!

主人公はスタイリッシュで紳士的なインテリ系のイギリス人。アクションだけでなくユーモア抜群のスパイ映画です。
物語は人類再生を目論む米国IT長者VS英国テーラー秘密結社(キングスマン)の攻防。そこに主人公である若手新人スパイ「エグジー」の発掘と成長がメインとなる物語。映画ラストでのミッシヨンコンプリート時は一見残酷ではあるが、音楽とともに作り出されるド派手の演出がどこかポップでもあり美しいとも思える。
今回紹介した作品は2015年公開の1作目で、2作目は2018年公開、3作目は今年公開される予定。
アクションシーンはカメラが縦横無尽に動き回って撮影しているため、まるでワンカットのように見えるアクルバティックさが迫力満点。さらに紳士的なスパイ組織であるキングスマンの戦闘服はスーツ。戦闘アイテムもビジネスバッグが盾になったり、傘が銃になったりとまさに英国紳士。アクションシーンはハラハラドキドキ。ユーモアも含まれているためクスッと笑える。アクション映画が苦手な方でも見やすい作品であると感じた。
シーン展開、アクション、師弟愛と家族愛、脚本センス、全てにおいて満足できる作品となっているため多くの皆さんに楽しんで頂けると思う。