ホワイト・ライズ

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ホワイト・ライズ
8

恋ってのは残酷

フランス映画のリメイクです。なんとなくフランス映画っぽいアンニュイな感じがあって、いいなあと思います。昔の忘れられない恋人、そんなものに振り回されて今の大切な人を大事にできないなんてと思いますが、そういうこともあるのかもしれません。リサの何がそうさせるのか、ちょっと知りたくなりました。前半は時系列がバラバラで、どういう話なのかわかりにくくなっているところもおもしろいなと思います。また、あのリサはリサか?みたいなミステリー的なところもあるのがいいです。彼女がリサのふりをした理由がなんとも切ないです。人の恋を邪魔して、みたいな意見もあるでしょうが、それが恋なのかななんて思えます。私もそういうことしないとは限らないから、彼女を責められない気もして、いろいろ考えさせられました。それに靴屋さんが結構キーで、靴で、リサ出ないことを確信というか、見せつけられるというのがよかったです。ああ、彼女じゃないってこういう形で思い知るんだなって、なんかぐっときました。もともとジョシュってなんかかわいくて好きだし、ダイアン・クルーガーもきれいでキャストもよかったです。すごく切なくて、おもろしい映画でした。おすすめです。