ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ

ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ

『ブラッククローバー』とは2015年より田畠裕基が『週刊少年ジャンプ』で連載している漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。
水、炎、闇、風、光など様々な魔力が存在する世界を舞台に、下民で孤児の少年・アスタが、ライバルや敵、仲間との関係や師匠との関わりを通し、魔力が無いことに葛藤しながら成長していく青春を描く。圧倒的なバトルシーンや魔力のない少年の諦めない姿、ライバルとの成長が生み出すドラマは国内のみならず海外からも厚い支持を受ける。

2m2501motoのレビュー・評価・感想

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ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ
7

個性的なキャラがクセになる、サクセスストーリー。

魔法が使えない人間はまともな職に就くことも出来ず、蔑まれる世界。
主人公のアスタは魔力を全く持たず、魔法が使えません。
そんな不利な状況にもめげずに、魔法帝という最高の地位を目指すアスタの姿に、読んでいる人が励まされるサクセスストーリーです。
この作品の凄い所は、キャラが全てとんでもなく個性的な所と、会話がほぼギャグなのにストーリーがきちんと展開する所です。
慣れてくるとキャラの個性がクセになり、アスタの成長していく姿に親のような気持ちになれます。
特にアスタの幼馴染のユノは、ハンサムで魔法センスもバツグンで頭も良い。
魔法が使えず頭の悪いアスタと対極の立場ですが、二人の間には強い絆があり、共に成長していく二人の姿に胸がキュンとします。
他にも、魔法を使ったバトルにも見ごたえがあり、それぞれ個性的な魔法が使われます。
思ってもいないような攻撃や防御法でピンチを切り抜けるので、どういう展開になるのか想像して楽しむことが出来ます。
ストーリーは長いですが、アスタの成長とともに、段々と強い敵と戦うようになります。
強い敵との闘いごとに、アスタの成長が感じられて面白いです。
王道のファンタジーではないですが、気楽に楽しめ気分転換出来る作品なのでお勧めです。