フッテージ(映画) / Sinister

dachi4のレビュー・評価・感想

フッテージ(映画) / Sinister
6

バッドエンドなのがよかった。

画面が暗くて、良く見えないところとかもあったけど、なかなかおもしろかったです。主人公の父親はかなり自分勝手で、こんな父嫌だなと思いました。人が亡くなった家って嫌ですよね。しかもいわくつきだなんて、子どものいるのによくそんなところに引っ越したなと思いました。そりゃあ奥さん、怒りますよ。いろんな凄惨な事件の映像が残っており、それを見るだけで怖かったし、この事件はどういうことで起きたんだろうと事件好きの私は楽しく見れました。
出てくる幽霊たちはそんなに怖いビジュアルではなかったですが、雰囲気がずっと暗くて、ホラーぽい作品でした。今回もまたしても悪魔の話で、そこはアメリカはぶれないというか、悪魔好きだなと思いました。でも、じわじわくる怖さでちょっとジャパニーズホラーぽかったです。
なぜ、そんなことが起きたのか、結局謎は残したままだったし、悪魔の正体もよくわからないままでしたが、それはそれで怖いからOKだと思います。逃げても、逃げ切れないという展開は、残穢のようで、そういう考えは日本だけでなく海外でもあるんだなと驚きました。思いがけず、バットエンドで、私は後味が悪い話の方が好きなので気に入りました。