レビュー:月刊少女野崎くん(テレビアニメ版)
『月刊少女野崎くん』は2014年7月から2014年9月まで放送されていたテレビアニメーションです。
全12話で第1話は創刊号、それ以降は第○号、最終話は最終号となっているのが制作者のこだわりを感じます。
椿いづみさんにより2011年8月からガンガンONLINEで連載されている『月刊少女野崎くん』が原作となっています。
物語はヒロインの佐倉 千代(さくら ちよ)が主人公の野崎 梅太郎(のざき うめたろう) に告白するシーンから始まります。
しかし野崎君は自分のファンだと勘違いし、千代ちゃんは彼のサイン色紙をもらってしまいます。
実は、野崎君は男子高校生ながら売れっ子の漫画家だったのです。
その後、なぜだか千代ちゃんは野崎君のアシスタントになってしまいますが、アシスタント活動を通じて個性豊かなキャラクター達と交流していきます。
さてさて千代ちゃんの恋は成就するのでしょうか…?
ところが野崎君は恋愛にかなり鈍いようで、千代ちゃんのアピールは全く通じていません。だけど、学校生活やアシスタント活動を通じて2人はどんどん仲良くなっていきます。
千代ちゃんは本当に可愛くて一途で、応援したくなる女の子です。私は彼女の思いが野崎君に届く日が来ることを、心より祈っています!
この作品は動画工房というアニメーション制作会社により制作されました。この会社は『ゆるゆり』、『未確認で進行形』などかわいい女の子が登場する作品の制作を得意としています。『月刊少女野崎くん』もその例にもれず、動画工房の力量が遺憾なく発揮されている作品です。作画はとても綺麗で、話のテンポも非常に良く、万人にお勧めしたい作品です。
原作を読んだことがなくても全く問題ないので、未視聴の方にはぜひご視聴していただきたいです。