パシフィック・リム:アップライジング

パシフィック・リム:アップライジング

『パシフィック・リム:アップライジング』(原題:Pacific Rim: Uprising)とは、2018年に公開されたアメリカのSF怪獣映画。2013年に公開された映画『パシフィック・リム』の10年後が描かれた続編作品である。前作に登場したスタッカーの息子ジェイクが主人公。人が乗り込み操縦する巨大ロボット「イェーガー」と、異世界より襲来した巨大モンスター「KAIJU」の戦いが再び描かれる。監督はスティーヴン・S・デナイトが担当。主演はジョン・ボイエガが担当した。日本からは菊地凛子、新田真剣佑が出演している。

5yanr5nico5のレビュー・評価・感想

パシフィック・リム:アップライジング
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予告のかっこいい音楽はどこへ行ったのか…?

前作パシフィック・リムの続編です。続編ということで、主要メンバーも引き続き出演している…と思ったら主役だった人がいない。しかも説明ない…。あっでも菊地凛子ちゃん出てる。あっ死んじゃった…?というなかなかびっくりする序盤でした。
カイジュウを退治するためのイェーガーの機体は今作でもそれぞれに特徴があってかっこよかったです。アクションもなかなか良かったんですが、前作に比べると戦闘範囲は狭いかも。日本が非常に重要な場所で、最終決戦の地に設定されてしまいますが、ありがちななんちゃって日本でした。これはこれで楽しめるので良いです。そしてガンダムファンや怪獣映画ファンには楽しめる小ネタもいくつか仕込まれていました。
ストーリーもありがちでしたが特に破綻した感じでもなく。今作で一番びっくりしたのは新田真剣佑くんが外国作品でも普通にかっこよく見えることです。演技もちゃんとしていました。英語もさすがに堪能で自然でした。他の作品にもどんどんチャレンジしていってほしいです。
前作のデコボコ研究者コンビがとても好きだったんですが、研究に没頭しすぎて本当にカイジュウ化してしまいました。残念でしたが二人とも良い演技でした。中国の女優ジン・ティエンさんがこの映画でも大きい怪物と戦っていました(いつもでっかいなにかと戦ってるな…)。とっても綺麗で演技も素敵でしたが、この人の演じた女社長のキャラクター設定は無理がありすぎました。
パシフィックリムのテーマソングが流れた時にはとても興奮しましたが、予告で使われていたラップっぽいかっこいい音楽は全く出てきませんでした。いったいどこへ…。