人生観を変える!?誰も死ななくていいし、皆殺しにしてもいい。優しくて深いRPG。
キャッチコピーは「誰も死ななくていい優しいRPG」。
人間の主人公がモンスターの住む世界を冒険するRPGです。
主人公は愉快なキャラクターたちと交流し、時には戦いながら先に進みます。
RPGと音ゲー、シューティングなどの複数のジャンルのゲームをミックスしたかのような戦闘システムや、
キャッチーで素敵な音楽、カラフルでポップで可愛らしいビジュアル、コミカルなキャラクターたちなど、
このゲームの魅力は語りつくせないほどあるのですが、
一番の特徴はキャラクターを生かすも殺すもプレイヤー次第だということです。
全てのモンスターを救済してもよし、問答無用で全てのモンスターを殺してもよし。
主人公の行動によってストーリー展開が大きく変わります。
従来のRPGはモンスターを倒し続けることが当たり前でした。
敵モンスターは主人公のレベルアップの糧として存在し、倒さなければゲームをクリアできません。
しかし『Undertale』は、そんな従来のRPGのモンスターに対する価値観をゆるがすような、そんなゲームです。
RPGへのアンチテーゼとも言えるでしょう。
ミュージシャンの星野源さんは某テレビ番組の中で、人生観を変えたゲームとして『Undertale』のことを紹介していました。
『Undertale』はRPG観だけではなく、人生観にも影響を与えうるゲームなのかもしれません。
モンスターとの戦闘を通して、相手を思いやることや傷つけることを考えることができる、
そんな深いゲームだと思います。