キングスマン / Kingsman: The Secret Service

キングスマン / Kingsman: The Secret Service

マーク・ミラー原作のコミックを「キック・アス」に続きマシュー・ボーンが監督した、常識破りの超過激ノンストップ・スパイアクション。亡き父の後を継いでスパイ組織「キングスマン」の一員としてスパイとなる道を選んだ青年が、ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、最強の敵相手に奮闘する姿を描く。「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファースが激しいアクションに挑戦。2015年公開のイギリス映画。

2Feru_sa8のレビュー・評価・感想

キングスマン / Kingsman: The Secret Service
9

音楽を使った最高の演出

スパイ組織の爽快でスタイリッシュなアクション映画!
第二弾まで公開済みのスパイ映画で、コリン・ファース演じるエグジーがスパイ組織に加入するところから始まり、その後敵の基地に潜入、敵を倒して世界を救う壮大な話です。
敵をどんどん殺していく様や、スパイ仲間が殺されることもあるなど結構残酷なシーンは多いです。
ただ、残酷なシーンの選曲がとにかく素晴らしいのでとてもポップに仕上がっていて、グロい映画があまり得意でない人でも見れる映画だと思います。
むしろ、残酷にも関わらず鳥肌が立ち、思わず美しい!かっこいい!と思ってしまうような素敵なシーンが沢山出てきます。
第一弾では、あの威風堂々にのせて敵が花火のように美しく散っていくシーンがありますが、壮大な音楽にのせて敵が倒れていく、このシーンを見るためにキングスマンを見ても損しないのではと感じるほどでした。
また、エグジーのキャラクターも、この映画のポップさをより引き立てているように感じます。
敵を倒す際のアクションシーンや大逆転劇、仲間思いのかっこいいところも多いですが、女性に目がなかったり、お酒を飲んだり、喧嘩をしたり、その辺にいる若者という良い意味での軽さやギャップがとても良かったです。
映画を見てスカッとしたい方におすすめできます。