僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia

僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia

『僕のヒーローアカデミア』とは、堀越耕平が『週刊少年ジャンプ』で連載している漫画、及びそれらを原作とするアニメ、ゲーム作品。舞台は多くの人が超常能力「個性」を持つことが当たり前の世界。そこでは個性を悪用する敵(ヴィラン)を取り締まる「ヒーロー」が憧れの存在となっていた。ヒーローを夢見る少年、緑谷出久は何の能力を持たない「無個性」だった。これは出久が「最高のヒーロー」になるまでの物語である。

y_i_noh7のレビュー・評価・感想

僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia
8

漫画 ヒロアカについて

この作品の世界には、個性という名の特殊能力を持った人間が生まれてきます。個性を持って生まれてくる人や、個性を持たないで生まれてくる人も居る世界です。
個性は様々で、動物の見た目に似て生まれ、その動物のできる事なら大抵出来る人になったり、体の一部が機械だったり、体から火を出す、物を浮かすなど色々な物があります。
個性を使い世界に貢献する事を許され、治安を守り人を守るプロヒーローという職業が存在します。さらに個性を使い、人を殺し物を盗むなどの犯罪を犯す人々の事をヴィランと言います。
その世界で個性を持たないで生まれてきた人を「無個性」と呼び、「無個性」で生まれてきた主人公、緑谷出久 (みどりやいずく)がある人から個性を譲渡され、ヒーローを目指す話です。
この作品の面白い所は主人公側の気持ちは当然の事ながら理解できるのですが、ヴィラン側の思いや行動、なぜヴィランになったのかしっかり描かれてる所があり、なぜか心の底から憎めない敵キャラになっています。境遇が違えば、などと思う事が読んでいて多々あります。
プロヒーロー側もしっかり描かれているのでどちらの陣営も応援したくなるように書かれた作品です。
本来は主人公緑谷出久がヒーロー専門学校に入り、同級生と共にヒーローを目指す作品ですが、この作品はそれだけでは無く、敵も味方も薄っぺらくなく、ちゃんと人間に見える、面白い作品です。