見やすくなったけど物足りなく感じてしまった…
1作目のパシフィックリムも見たのですが、前作に比べて残酷に殺されるシーンや接戦の戦闘シーンや悲鳴が少なく女性や親子・家族で見やすい作品になってしまっていたのが個人的には残念なポイント。だが、ロボットの種類が増え、メカメカしい動きや映像美は健在だったので、男性陣には受けがいいと思う。作品自体は1作目から物語が続いているので、この作品を最初に見るのはオススメしません。
監督が日本の怪獣映画に強い影響を受けて作られた作品なので、いたるところに日本のアニメや映画のオマージュがありそれを探すのが楽しかった。
特に、新世紀エヴァンゲリオンの旧映画作品で登場したエヴァ量産タイプ使徒を模した怪獣が出てきた時の迫力や、登場シーンにはアニメに近い部分があったのでぜひ探してみてほしい。物語は怪獣が出現するひずみを爆発して平和になった世界から10年後の世界を舞台にしており、怪獣ではなく人(ロボット)対人(ロボット)の対決がほとんどで、最後に少しだけ怪獣と戦う感じで作品がまとめられている。エンディング後に次回作へとつづくフラグを立てていたから、近作の評判によって次回作も作れるように考えているのだろう。
キャストには前作に登場した人が何人もいるのが見ていてうれしかった。