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オチがどんでん返しではない
なんか、衝撃のラストとかうたっていましたが、別にどんでん返しではありませんでした。そこが一番がっかりでどんなことが起きるのかなとワクワクして見ていたので、これ?別に普通の話なんだけどと思いました。でも、感動的ではあります。兄が弟を思う気持ちがよくわかって感動しました。特に親が亡くなってたりすると、おれは親父のこと覚えてるけどあいつは…とかなって、より弟を大切に思うのかもしれません。彼らの母親ローレルの息子を見る目もすごく愛に満ちていて、素敵なキャラクターでした。
いろいろいいところもあったのですが、前述のラストの件と、魔法世界なのに、魔法が廃れたっていう設定がよくわからなくてのれないところがおおかったです。なんか、すごいことできるし、科学が発達しても魔法はなくならないと思うんですよね。魔法がなくなるとかってどっちかっていうと、みんながそれを信じなくなったからみたいな、ピーターパンで語られているロジックのほうがすんなりきます。それに、ドラえもんの魔法の世界にする映画では魔法といえどもすぐには使えなくて勉強がいるって話になってたし、ハリー・ポッターだってそうです。なんか簡単に魔法思い出し過ぎちゃう?と思ってしまいました。おもしろいけど、いろいろと惜しい作品だなと思います。