子ども時代の友達
大人になった語り手である少年が、あんな友達はもうできないだろうというのが、とても印象深い作品です。たしかに大人になっても友達はできるけど、幼友達ってなんか違うってのは真理かもしれません。あの冒険は、大人になってから考えると、大した距離じゃなかったのかもしれませんが、あの時は大冒険だったんだろうなと思います。あの冒険で4人は少し大人になって、そして日々の生活に戻っていったけど、あのときのことはいつまでも覚えてるっていうそんな冒険だったんだろうなと思いました。4人の少年、みんなそれぞれの個性があり、互いに文句言ったりするけど、ほんと仲良かったんだなって感じでしたし、冒険をしているぞっていうワクワク感も感じました。リヴァー・フェニックスはほんとにかっこよかったです。とても優しい男だというのもわかったし、生い立ちも切なくて泣いている場面など、こちらも泣けてきます。あと、キーファー・サザーランドも出ていましたね。若かったです。また、主題歌もすごく良くて、線路を歩くといえばあの曲が思い浮かびます。今、ある線路に入ってはいけないけど、観光用の廃線に行った時にはスタンド・バイ・ミーごっこをしてしまいます。それくらい、何かと印象深い作品でした。