独自の世界観に魅了された
snowman主演の映画おそ松さん。9人それぞれがそれぞれの個性を放ち、また個人の面白さ、snowmanとしての面白さを充分に引き出している作品。特に向井康二さん演じるおそ松、目黒蓮さん演じるチョロ松、渡辺翔太さん演じるエンドの三人が繰り広げるストーリーに感心した。
一人の女性に図書館で出会いちょうどおそ松と彼女の二人の手が触れるところから、ストーリーが始まり、少女漫画のパロディのような設定でありながら、ちゃんとおそ松さんらしさも取り入れられており、みていてクスッと笑えるシーンや共感するシーンも多く、次の展開を予想しながら見ていてワクワクした。また目黒蓮さん演じるチョロ松のナンバーワンホストを演じている姿にキュンキュンもできるところがまた良い。話の終末のほうは、snowman全員が終結し、ストーリーが進んでいく。途中戦っているシーンや泣きそうになるシーンもあり、また面白さに突っ切ているシーンもあり、よい意味でジェットコースターに乗りながら映画を見ているようでとても振り回された気分になった。
漫画では描かれていない物語終わらせ師というキャラがいるが、これを渡辺翔太さん、阿部亮平さん、宮館涼太さんが演じている。本当の漫画にはなく、映画独自のキャラクターというところもとても見どころ。