ラストはそこまで後味悪くなかった。
過去に戻って、未来を変える系の話です。
なんとか、女の子を救おうとするけど、そうするともっとひどいことになったり、知らなくてよかったことを知っちゃったり、見ているとなんか暗くなる映画でした。
女の子の兄はなんかいじめっ子で嫌だなと思っていましたが、家庭環境があれは悪すぎですね。
嫌な話です。
最後の主人公の選択は切ないものでしたが、それが一番よかったかなと思います。
やっぱり、環境って大事だし、あんな父親の元で暮らしていたら、どんなに過去を変えようと幸せには慣れないのかもしれません。
それに、主人公目線で言うと悲しいことですが、よくよく考えるとそこまで悲しいことでもないかもなと思います。
ほんとはもっとひどいラストがあるという話を聞いたことがあります。
そのラストだと後味悪いなって感じですが、映画のラストだとそんなに後味は悪くないかなと思います。
それよりも、間の展開が後味悪いです。
男の子は、ダイナマイトでの事故を見て精神を病んじゃうし、それをどうにかしようとしたら自分の手足が無くなったり、女の子が小さい時にダイナマイトを使って死んでしまったり、結局過去を変えても何も変わらないというか、すべての人が幸せにというのは無理なのかなと思いました。
キャストたちはそんなに有名な人というわけではありませんが、みんなそこら辺にいそうな感じでとても共感できました。