終わりのセラフ / Seraph of the End / 終わセラ

終わりのセラフ / Seraph of the End / 終わセラ

『終わりのセラフ』(おわりのセラフ)とは、日本のダークファンタジー漫画。原作・鏡貴也、漫画・山本ヤマト、コンテ構成・降矢大輔の3人によって描かれている。ライトノベル作家である鏡貴也の初の漫画原作の連載作品。集英社の『ジャンプSQ.(ジャンプスクエア)』にて2012年に連載を開始した。ヴォイスコミック「VOMIC」化、TVアニメ化、小説化、ゲーム化など、メディアミックス展開は多岐にわたる。

maiyas0118のレビュー・評価・感想

終わりのセラフ / Seraph of the End / 終わセラ
10

次の展開が楽しみになります

今までダークファンタジーを読むことは少なかったのですが、この作品を読んでからはダークファンタジーが好きになりました。今までの好みが変わるくらい、本当におすすめできる作品です。

突然発生したウイルスにより大人たちが死に絶えてしまいます。人間社会が崩壊してから4年後、残された子供たちは吸血鬼たちが住む地下都市に囚われ、血液を提供する代わりに生かされるという家畜のような生活を送っていました。その中の一人、百夜優一郎は「家族」である百夜ミカエラたちと共に地下からの脱出を図りますが、ミカエラたちは脱出計画に気付いた吸血鬼たちの手にかかって死亡し、優一郎は唯一地上へ帰還します。
それから4年後、吸血鬼への強い憎しみを胸に秘めた優一郎はミカエラが吸血鬼として蘇ったことを知らないまま、帝鬼軍の門を叩く。

「家族」とは「終わりのセラフ」とは「黒幕は誰なのか」という疑問が次々と現れ、読み進めるたびに少しずつ明らかになっていき、読んでいて次の展開がとても楽しみになります。
まだ完結していない作品のため物語の終わり方はわかりませんが、期待以上のものになると予想しています。