メガマインド

メガマインド

『メガマインド』(Megamind)とは、2010年にアメリカ合衆国で公開された3DCGアニメーション映画である。日本では劇場公開やソフト発売はされなかったものの、テレビ放送やデジタル配信を通じて視聴が可能となっている。
物語は、悪の天才である主人公のメガマインドが、街を守る宿敵のスーパーヒーロー・メトロマンに幾度となく挑み、撃退される日々を送る場面から始まる。しかし、ある日ひょんなことからメトロマンを倒してしまい、最大のライバルを失ったことで生きがいを失ってしまう。退屈を紛らわせるため、新しいヒーローを作り出そうと思い立ったメガマインドは、手違いからテレビ局のカメラマンであるハルに超人的な能力を与えてしまう。
ハルにヒーローとしての訓練をつける一方で、メガマインドは事務員のバーナードに化けてTVリポーターのロクサーヌと心を通わせていく。しかし、能力を手に入れたハルは私利私欲のためにそれを悪用し、メトロシティを支配しようと目論む。かつての悪党であるメガマインドは、ロクサーヌと共に新たな脅威となったハルの野望を阻止し、街の平和を取り戻すために立ち上がる。
2024年には、続編となる映画『Megamind vs. the Doom Syndicate』およびテレビシリーズ『Megamind Rules!』がリリースされた。

upopo1029のレビュー・評価・感想

メガマインド
9

悪党なのに主人公?概念を超えていく隠れた名作

『カンフーパンダ』『シュレック』などでお馴染みのドリームワークス社がこの作品で主人公に選んだのは、宇宙人!
肌の色は青く、瞳は輝き、頭部が膨らんでいるその姿は誰からも好かれるヒーローとは真逆の存在。
その名もメガマインド。

彼は悪党として日々を過ごし、ヒーローをどう倒してやろうかと研究に研究を重ねていたが、
ある日ライバルであるヒーローを本当に倒してしまう事となる。

勿論、街の住民からはバッシングの嵐。
当初は心の底から喜び、全てを支配したメガマインド自身も、自分を倒そうとしていた相手がいなくなった事で張り合いがなくなり、悪党としてのやり甲斐を失っていく事となる。

この映画の良いところは何と言っても、誰も想像することのなかった悪党の目線に立った作品という事。
街の人を困らせ、沢山の人々から嫌われ、ヒーローと対峙するメガマインドは、どうして悪の道を進むことになったのか。
その背景と、悪事を全うしようとするメガマインドにきっとあなたも涙します。
そして、ヒーローがいなくなった事をきっかけに始まった、メガマインドの新たな生活と変化。

笑いあり涙あり、そして考えさせられる、どの年齢の方も楽しめる私がおすすめしたい作品です。