学校II

nesheba55ok6のレビュー・評価・感想

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学校II
8

ちょっとしたことで気が晴れる

いろいろ悩んでいたはずなのに、気球に乗ったらなんかすっきりしたっていうのが、リアルっていうか、ほんと人生はつらいことだらけで、逃げたいなとかもういいなとか思うけど、ちょっといつもと違うことに成功したり、リフレッシュできるとまた頑張れたりするよなと思いました。
先生たちが、生徒は学校での3年よりもいい経験をしたと言っていたけど、もちろん学校が行ってよかったと思います。でも、学校でできることの限界を知っていて、だからこその言葉だったんだと思いました。いろんな特性の生徒がいますし、先生は大変なのでしょう。でも、暴れるほうだって、意味はあるっているか、ほんとはみんなと過ごしたいし、暴れたくないし、とかいろいろあると思います。ベテラン先生たちはそういうことへの気づきが、新米先生よりできるから、うまく対応できてるなって新米先生が思ったのかなと思いました。この新米先生を永瀬正敏さんが演じていますが、すごくよかったです。ほんとはいい人ってのがわかるし、でもイライラしちゃってるってのも、ほんとはこんなとこに来たくなかったてのもよくわかるいい演技でした。生徒たちもよかったです。吉岡秀隆さんはやっぱり別格だなと思いました。一度見ると忘れられない作品でした。