ソードアート・オンライン / Sword Art Online / SAO

ソードアート・オンライン / Sword Art Online / SAO

『ソードアート・オンライン』は、川原礫による日本のライトノベル作品である。アスキー・メディアワークスより出版され、全巻発行部数は1,000万部を超える。アニメ化や漫画化、ゲーム化などのメディアミックス展開も行われている。
本作は当初、第9回電撃ゲーム小説大賞応募用に執筆された作品だったが、ページ数の問題で応募ができず、ウェブサイトにオンライン小説として掲載されていた。その後川原が別作品で電撃小説大賞の大賞を受賞。その際に担当編集者が本作を読んだことで商業化につながった。
本作はログアウトができなくなりゲームでの死が現実の死に直結してしまった仮想現実MMORPG「ソードアート・オンライン」(SAO)、SAOの一部のプレイヤーが閉じ込められた「アルヴヘイム・オンライン」(ALO)など、仮想世界をめぐる様々な事件が描かれる。
本作は、バトル要素やラブロマンス、サバイバル要素などが絶妙に組み合わされた魅力的なストーリー展開や、キャラクターの細かい描写が特徴で、多くのファンを獲得している。

4bmahya_oのレビュー・評価・感想

ソードアート・オンライン / Sword Art Online / SAO
10

アニメ好きならば知らぬ人はいない超大作

恐らくこの名前を聞いて分からないという人はいないでしょう。その名も「ソードアート・オンライン」。
世界累計発行部数が2,200万部を突破している超人気小説が原作のアニメで、フルダイブ型VRゲーム(イメージ的には睡眠中にプレイできるゲームのようなもの)の世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」をプレイしていたプレイヤーがゲーム世界に閉じ込められ、命を懸けて(ゲーム世界での死は現実での死)ゲームクリアに挑む物語です。
本作の魅力は何と言っても複数シリーズから構成される大作であることで、1つのシリーズが終わったと思えばまた次のシリーズが、そのシリーズが終わったと思えばまた次のシリーズと次々に物語が進んでいきます。先ほど紹介した作品の内容は第1シリーズのアインクラッド編です。そのため、次があるという高揚感で一つひとつの話数を楽しく視聴することが出来ます。「今回で最後か…」この悲しみがないのは複数シリーズある作品の魅力です。
ちなみに複数シリーズではあるものの全シリーズ繋がっているので、例えば第1期で出てきた登場人物が第2期では出てこないこともほとんどありません(一部のキャラや登場回数が減ることはあります)。ですから、好きなキャラを全シリーズ通して好きな時に推すことが出来ます。友人・知人と作品について語り合う時も「古参アピ乙!」なんて言ってけんかになることもありません(笑)
原作に忠実な作品なのでアニメから小説、小説からアニメどちらの視聴者&読者も満足することが出来ますし、グッズも長年販売されているので話題性も抜群です。アニメを見始めたいけどどれを見たらいいのかわからないという方や、少し前のアニメが見たいけど何がいいの?という方まで男女問わず幅広い方におすすめ出来る作品です。